火闇ビートダウン

鬼タイム発動
今回の注目カードは、《「貪」の鬼 バクロ法師》。

《「貪」の鬼 バクロ法師》
デモニオ/鬼札王国
闇/火/4
クリーチャー
パワー5000+
■スピードアタッカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドを2つ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
■〔鬼タイム〕自分と相手のシールドが合計6枚以下なら、このクリーチャーに「パワーアタッカー+7000」と「T・ブレイカー」を与える。

4マナのスピードアタッカー、T・ブレイカーかつ手札補充効果付き。4マナクリーチャーもここまで来たか……なんて思っていたが、冷静に考えると4ターン目に3打点って今は特別凄くない。

攻撃可能な1マナクリーチャー、奪取、《「貪」の鬼 バクロ法師》のルートなら、3ターン目に鬼タイムを満たしつつきれいに6打点に到達。
一応、1マナクリーチャーは《龍装者 バルチュリス》を加味すれば1回しか攻撃できなくても許容され、奪取も最大12枚とれる。
ただ、《「貪」の鬼 バクロ法師》だけはどう頑張っても4枚。似ているカードの《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》などは《一撃奪取 ブラッドレイン》から繋がらないため、《一撃奪取 ブラッドレイン》も浮きがち。
綺麗に揃っても火単と同じような動きしかできない上に、それと比較して再現性が特に高いわけではないため没になった。

おとなしく4ターン目に出すことにしたのが以下のリスト。

4 x 斬斬人形コダマンマ
4 x 福腹人形コダマンマ
3 x 花美師ハナコ
4 x 堕魔 ドゥスン
4 x 停滞の影タイム・トリッパー
4 x 超次元キル・ホール
4 x 「貪」の鬼 バクロ法師
4 x 龍装者 バルチュリス
4 x デュアルショック・ドラゴン
4 x フレイムランス・トラップ

1 x 禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX

1 x ガチンコ・ピッピー/零戦ガイアール・ゲキドラゴン
2 x 時空の英雄アンタッチャブル/変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード
1 x 道玄坂マングース、ココ・ユユ・ドクソン/エンジョイプレイ! みんなの遊び場! GANGPARADE!
2 x STARSCREAM -ALT MODE-/STARSCREAM -BOT MODE-
2 x その先の未来へ、カミヤ・ミキ・ユア・ナルハ/エンジョイプレイ! みんなの遊び場! GANGPARADE!

鬼札王国のデッキを作ろうとしたのに、鬼札王国のカードが4枚しか残らなかった。
狙うルートは、2コストクリーチャー、《停滞の影タイム・トリッパー》、《「貪」の鬼 バクロ法師》。2ターン目に1枚ブレイクしておくと、残り4枚に対して2体のクリーチャーとT・ブレイカーでぴったり。《龍装者 バルチュリス》があれば1体超過となる。
2ターン目に《デュアルショック・ドラゴン》を出せた場合は、3ターン目に攻撃せずとも1体超過。

  • 《斬斬人形コダマンマ》、《福腹人形コダマンマ》、《花美師ハナコ
    • 《禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》の枠あけて11枚。
  • 《停滞の影タイム・トリッパー》
    • 4ターンキルデッキは世の中にいくらでも存在するため、1ターン貰って実質3キルにすることで差別化をはかる。
  • 《堕魔 ドゥスン》
    • 5枚目以降の《停滞の影タイム・トリッパー》。先攻2ターン目でしか強くない。
      相手の動きを1ターンずらすことが目的なので、超GRゾーンを除去と妨害に寄せて《幽影アイザック・フック》、《幽鬼ブチャカティ》、《衰罪 デ殺パイダー》辺りのオーラにしてもよさそう。小型クリーチャーを使うデッキ相手にはこちらの方が有効。
  • 《超次元キル・ホール》、《デュアルショック・ドラゴン》
    • 《「貪」の鬼 バクロ法師》を引けていないときは、この辺でどうにかして打点を作ることになる。2ターン目の《デュアルショック・ドラゴン》から《STARSCREAM -ALT MODE-》の覚醒、《龍装者 バルチュリス》まで繋がると、メインルートより速い3キルが可能。
  • 《フレイムランス・トラップ》
    • 御守り。メインプランで自分のシールドを3枚削るせいで、序盤からクリーチャーを展開するデッキを相手にするとかなり危ない。S・トリガーで1ターンずらされると容易に殴り負ける。
      《「貪」の鬼 バクロ法師》を出しながらブロッカーや《全能ゼンノー》を破壊して突っ込む動きもある。
  • 《禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》
    • これなしでは《テック団の波壊Go!》を1回踏むだけで簡単に負けてしまう。T・ブレイカーと《龍装者 バルチュリス》を擁しているため、最初の1枚をかわせばどうにかなったりならなかったり。

踏み倒しメタを一切受けずにT・ブレイカーとして運用できるのが《「貪」の鬼 バクロ法師》の強みなので、《超次元キル・ホール》、《龍装者 バルチュリス》、《デュアルショック・ドラゴン》と脇を固めるカードが妨害に引っかかるようになってしまったのは少し残念。