Godzilla: King of the Monsters

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Long Live the King
首を長くして待っていたゴジラ最新作。ゴジラ好きの監督が撮っただけあって、ゴジラの過去作品の要素が散見出来て嬉しい。

予告動画の段階で、ある程度の怪獣バトルがあることは分かっていたが、この部分については期待以上。シン・ゴジラでもアニメ三部作でも見ることができなかった怪獣同士の激突を存分に楽しめた。
CGということで、今までの特撮では操演に制限されていたギドラ、ラドンモスラの新しい動きを見られたのは良かった。引力光線をあちこちばらばらの方向に飛ばしていたギドラは単一の方向を攻撃可能になり、ラドンはきりもみ回転飛行を習得し、モスラは鎌で攻撃力アップ。中でも、首と翼の自由度が格段に上がったギドラは今までと別格で、頭を地面すれすれの位置で動かす様子は新鮮。それぞれの首に個性があるという設定も、うまく動きに反映されていた。
ただ、動きが変わって別物になってしまったかといえばそんなことはなく、怪獣たちは今まで積み上げてきたイメージを崩すことなく振舞っていた。エンドロールで、怪獣名と共にHIM/HERSELFと書かれいてたのも納得の演技。
また、動いてるシーンだけでなく、4匹の怪獣それぞれに絵として綺麗なシーンがあったのが印象的。ヒロイン枠のモスラだけでなく、他の3匹も十分インスタ映え

この類の映画は映画館で見てこそだと思うので、少しでも気になった人は、ぜひ劇場に足を運んで欲しい。ときどき日本語を喋り、Godzillaではなくゴジラな芹沢博士(渡辺謙)のために、字幕がお勧め。
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