メカゴジラ(1974)
手札6枚からスタートしたとして、これを出すと残り5枚。すべての手札を投げ捨てると8000で、怒り1の《巨大不明生物》にぎりぎり届かない。惜しい。直前に手札6枚でターンを返していれば済む話ではあるが、補充される以上に捨てると損した気分になる。
《メカゴジラ格納庫》とは、1000上乗せと手札を投げ捨てた後のリカバリーのどちらかができて相性が良い。
メカゴジラ(1975)
《ちびゴジラ》のように場所を移動できるため場持ちが良い。条件を満たせば《ちびゴジラ 第2形態》と同程度の撃退力で、戦力としては十分。
問題はサイズアップの条件と移動タイミング。《アンギラス(2004)》、《大コンドル》とは席の取り合いになるし、9000で撃退すると《放射熱線》の的になる。ので、《ちびゴジラ》と同じ活躍を期待すると期待外れになりそう。
《放射熱線》と自分の怪獣を避けられる6000で、いざとなったら9000になれる、ぐらいの気持ち。
メカゴジラ(1975)
強力なハンデスカードの《スペースビーム》*1をサーチできる。が、序盤で使うには手札の要求値が高い。これ、これのコスト、怪獣カード2枚の4枚に加えて、エリア5まで進攻している怪獣の対処も考える必要がある。また、怪獣カードが多めのデッキだと交戦カードの枚数を絞っていることも多く、安易に交戦カードを捨てるとあとで困る。
被ったときに片方をコストにできるのはありがたいところ。
《メカゴジラ格納庫》から持ってこられるので、間接的に《メカゴジラ格納庫》でハンデスと除去をサーチできるようになる。
スペースビーム
手札と盤面に両方さわれるカードではあるが、どちらの効果も火力が低め。
本領は護国聖獣と組み合わせたときで、-2の状態でほぼ全体除去+ハンデスのような効果になる。
《ファイヤーラドン》は捨てるかわりに場に出るのではないため、ハンデスして除去の順でも取り逃がす。
マンダ(2004)
等級3で5000以上のカードとしては《ガバラ》が登場していたが、そちらと違って怒りに依存しないので撃退重視のデッキによく馴染む。
2色の等級1はすべて脅威度5000で、そのうち2つは撃退重視のデザイン。5000ラインの重要性は相変わらずで、出番は多そう。
《ガイガン(2004)》のほとんど役に立たない逆襲は、等級1分の査定らしい。高くない？
ジラ(2004)
標準以上の撃退力を持つかわりに周りを荒らすカード。自壊を避けるにはエリア2付近に陣取るのが安全だが、そうすると同列ボーナス付きの交戦カードと喧嘩することになり、それらと共存させようとすると気を遣う。
出現させてから最初の撃退だけ見ればデメリットはなく、邪魔になったら他の交戦カードで上書きしてしまえるので、さほど重いデメリットではない。選択肢が少ない緑の中では主力級。
ゴジラジュニア
進化経由で出した《リトルゴジラ》がいれば等級5で15000と破格のスペック。
進化が絡まずとも手札の《リトルゴジラ》とのセット運用で十分強く、等級5の5000換算として送り出せる。総撃退力は分割で出した方が1000高いが、手札の交戦カードに対してそれを出すエリアが不足してくる終盤では1エリアに圧縮できるのが大きい。
ゴジラ(1995)
《ゴジラ(2016) 第4形態》*2や《スペースゴジラ》*3と違い、維持条件無しで破格の脅威度50000。《ビオランテ植獣形態》*4のように撃退に関するデメリットも無し。《ゴジラ(1995)》*5より撃退ラインが1000低いものの、そちらと違って覚醒のために前に出る必要がないため後続の交戦カードを抑えられ、移動効果で覚醒を崩されて撃退されることもない。
《ビオランテ植獣形態》*6にめげずに、《ゴジラ(1999)》*7の44000のためにコツコツ捨て札に怪獣カードをためていた青進攻の気持ちを考えたことあるのかな。
出現時のボーナスも非常に便利。《インファント島の伝説》で《デストロイア完全体》を出すと戦略カードの枠が埋まって《ゴジラVSデストロイア》を1枚しか使用できず、思ったより撃退力が出ないという問題もこれがあれば解決。他には、《ゴジラｘメガギラス G消滅作戦》2枚で《ゴジラ(フェス・ゴジラ)》*8の覚醒を崩しながら《ゴジラVSデストロイア》で撃退力を上乗せすることも可能。
戦略カードを3枚使うコンボで強力なものには、《ゴジラVSデストロイア》*9と《ゴジラVSデストロイア》*10と《ゴジラVSデストロイア》*11で撃退力の30000上乗せがある。（コンボ？）
これだけのメリットがあれば、敗北効果は些細な問題と言える。これが出現したあと何ターンゲームが続くのかを考えれば、これが出現するまでの間に戦略カードを2枚も確保できていれば十分だろう。
これを印刷するからには相手の戦略カードを破壊する効果が出る気がするので、後で手の平を返す予定。
