ツイントルネード覇道

進化したトルネード覇道
どの辺がツインなのかというと、新弾の《カダブランプー》を採用したところ。

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ツイントルネード
攻撃時にJトルネードを行うクリーチャーと相性がよく、攻撃済みのクリーチャーを起こしながら自身がJトルネードのコストになれる。
起こしたクリーチャーでシールドをブレイクすればキリフダッシュにより再び召喚できるため、マナの続く限り連続攻撃が可能。(生憎、今回のデッキはそんなにマナは伸びないが。)

4 x トムのゼリー
4 x 海底鬼面城
4 x 異端流し オニカマス
4 x スッポンジトム
4 x バブるーと
4 x カダブランプー
4 x MANGANO-CASTLE!
4 x DOOOPPLER・マクーレ
4 x ”必駆”蛮触礼亞
4 x 勝利龍装 クラッシュ”覇道”

2 x ジェイ-SHOCKER
2 x メカドクターGr.
2 x 鋼ド級 ダテンクウェールB
2 x 無限合体 ダンダルダBB
2 x 超Ω級 ダルタニックB
2 x Mt.富士山ックスMAX

《スッポンジトム》か《バブるーと》から《トムのゼリー》+《カダブランプー》に繋げるのが狙い。消費する手札は2コストクリーチャー1枚なのに対して、前者は5枚ドロー、後者は1枚ドローと2回GR召喚となる。1点で踏まなければ。
《”必駆”蛮触礼亞》で出す2種類目のカードとして、《DOOOPPLER・マクーレ》を採用。同名カードを連鎖させる他、Jトルネードで手札に帰ってきた《カダブランプー》をマジボンバーで送り出して2回攻撃。多色なのが少し嫌なところだが、4枚入れた方が爆発力が高く、アンタップインだからと《ロック・クロック・六九》を優先するのも……
超GRゾーンは、Jトルネードを意識してジョーカーズで固めた。《メカドクターGr.》は単体で2打点であるだけでなく、先述の《バブルーと》連続攻撃のときに絡むと最大4枚ブレイクまで狙える名医。
3ターン目にツイントルネードが決まる前提なら、《MANGANO-CASTLE!》で3打点以上繰り出せばダイレクトアタックまで届くので、《ドドド・ドーピードープ》と《グッドルッキン・ブラボー》を入れた方がいいような気もして悩ましい。

やりたいことを詰め込んだ結果、ノーガードになってしまった。入れ替えるなら、なんとなくで入ってる《異端流し オニカマス》、5枚目以降の《スッポンジトム》な《バブるーと》辺りか。

鬼墓地

鬼ように強い?
パックに封入されている《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》より効果が強そうな《鬼ヶ鬼 ジャオウガ》。
5コストで7マナのクリーチャーを出す手段は他にも数多くあり、釣り上げることが目的ならわざわざ発動条件付きの《鬼ヶ鬼 ジャオウガ》を使う理由はない。パワー11000のスピードアタッカー、W・ブレイカーというボディがあるので、アタッカーとして運用したいところ。予めシールドを削って鬼タイムに持ち込んでおき、5マナで《鬼ヶ鬼 ジャオウガ》と蘇生したクリーチャーで押し込むのが理想。
《鬼ヶ鬼 ジャオウガ》の着地前にシールドを4枚減らしつつ蘇生対象を用意できるデッキ……は考えるまでなく基盤が既にあった。

墓地のカードを増やすことに《鬼ヶ鬼 ジャオウガ》以外の意味があり、《暗黒鎧 ザロスト》を無理なく採用できるデッキ、墓地ソース。

4 x 一なる部隊 イワシン
4 x 暗黒鎧 ザロスト
1 x 盗掘人形モールス
4 x 百万超邪 クロスファイア
4 x カツラデランス/「アフロ行きま~す!!」
4 x ほめほめ老/ホメホメ老句
4 x アーチャー・チュリス/ボルカニック・アロー
3 x 復讐のバイス・カイザーZ
4 x 龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢
4 x 鬼ヶ鬼 ジャオウガ
4 x 暴走龍 5000GT

2 x ダラク 丙‐二式
2 x ポクタマたま
2 x トムライ 丙ー三式
2 x 制圧の意志 エルグレ
2 x 硬直 TL-20
2 x ブルンランブル

1 x 滅亡の起源 零無/零龍
1 x 墓地の儀/零龍
1 x 復活の儀/零龍
1 x 破壊の儀/零龍
1 x 手札の儀/零龍

5ターン目鬼タイムの経路は、3ターン目の《百万超邪 クロスファイア》が2回動く、《暴走龍 5000GT》3点と《暗黒鎧 ザロスト》/《ボルカニック・アロー》、《百万超邪 クロスファイア》2点と《暗黒鎧 ザロスト》/《ボルカニック・アロー》2回など。
《鬼ヶ鬼 ジャオウガ》で出せるスピードアタッカーは《百万超邪 クロスファイア》、《ほめほめ老》、《アーチャー・チュリス》の12枚で、どれか1枚は墓地にあるはず。
《復讐のバイス・カイザーZ》は自由枠。《悪魔龍 ダークマスターズ》は用途が狭すぎたので、一応手札から出せる可能性があるものに…… 《単騎連射 マグナム》を入れるのもありか。

超GRゾーンは、相手の《怨念怪人ギャスカ》にあわせたときに何か起きる可能性があるものを採用。

《アーチャー・チュリス/ボルカニック・アロー》は、鬼タイムに貢献できる7マナのスピードアタッカーということで《鬼ヶ鬼 ジャオウガ》と相性抜群。2ブロックだとちょうど入れ替わりになってしまうのが残念。

十王篇第一弾 各陣営(能力)雑感

チーム切札

チーム切札

キリフダッシュ

追加の後メインフェイズを発生させる能力。S・トリガーの解決後に出せるアタッカーの強さは《龍装者 バルチュリス》が証明済みで、攻撃性能は高い。S・トリガーによって現れたクリーチャーに干渉することも可能で、S・トリガーからのカウンターアタックを防ぐこともできる。
攻めているときは強いが、劣勢になると弱い。同様に攻撃をトリガーとする侵略・革命チェンジと異なりマナが必要なこと、通常のコストが高めに設定されていることが相まって、バトルゾーンのクリーチャーを根絶されると厳しい。
ナチュラル・トラップ》に代表されるマナ送りのS・トリガーは、相手のマナが増えるというデメリットの影響が大きくなった。

相性がよさそうなカード

  • 《タイク・タイソンズ》、《シロイヌムサシ》、《グレープ・ダール》
    Jチェンジと自身の能力により、アンタップマナを増やせるカード。

鬼札王国

鬼札王国

鬼タイム

侵略モード、革命の後継。《逆転のオーロラ》や《デビル・ドレーン》といった極端なカードと組み合わせるなら、決めれば勝つレベルのカードでないと旨味があまりない。ので、適当なスーサイドカードとシールドのブレイクで達成することになるか。
キリフダッシュ以上に、中途半端にシールドをブレイクする行為が許される環境かどうかで評価が変わる。

相性がよさそうなカード

  • 《暗黒鎧 ザロスト》
    シールドを減らしながら、墓地利用カードにもわずかに貢献する。
  • 《殺意の悪魔龍 マガンド》
    1回攻撃を通すとシールドの総数を一気に3枚減らせる。攻撃が通れば。
  • 《斬斬人形コダマンマ 》、《福腹人形コダマンマ》
    わかりやすくシールドを減らせるカード。序盤からシールドをブレイクしにいける。
  • 《ラウド”NYZ”ノイジー
    大型コダマンマ。
  • デュアルショック・ドラゴン》
    シールド回収カードと合わせて。

チームボンバー

チームボンバー

マジボンバー

やることは連鎖に近い。手札から出せるようになったり攻撃が必要になったりして、使い勝手は別物になった印象。
光の軽量メタクリーチャーを軸としたウィニーによくかみ合いそう。ただ、クリーチャーを展開するだけならGR召喚でもできたので、何かもう一押し欲しいところ。
新しいキーワード能力にしては何の注釈もないコスト踏み倒しで、ほとんどの妨害カードに引っかかる。

相性がよさそうなカード

  • 《スニーク戦車 オーリー/トゲ玉・キャノンボール
    2ターン目に出して後続のマジボンバーにスピードアタッカーを付与したり、マジボンバーから出てきてスピードアタッカーを付与したり。自身のコストが2と低いので、マジボンバーから出しやすい。
  • 《瞬閃と疾駆と双撃の決断》
    スピードアタッカーの付与と2回攻撃、マジボンバーの発動に寄与するモードを2つ持っている。

チーム銀河

チーム銀河

ギャラクシールド

シールドを増やす能力でありながらシールドをブレイクされると弱いという、なんだかちぐはぐな感じの能力。単純にコスト軽減能力として見ると、積極的にシールドをブレイクしてこない相手に対して強い。
シールドゾーンに置く効果とシールドゾーンから出す効果が独立しているので、他の効果で出撃準備をしても良いのがポイント。
表向きのまま維持できず、勝手に飛び出していくのが玉に瑕。

相性がよさそうなカード

  • 《煌龍 サッヴァーク》、《煌世主 サッヴァーク†》
    ドラゴン・ブレイカーが後続確保の意味を持つようになり、ギャラクシールドを耐性付与のためにも使える。
  • 《処罰の精霊ウラルス》
    黒神龍ブライゼナーガ》もどき。ギャラクシールドデッキの展開力次第。
  • 《紅の猛り 天鎖》、《正義の煌き オーリリア》
    攻撃されない前提なら。

チームウェイブ

チームウェイブ

バズレンダ

強化版O・ドライブ。最もマナを伸ばしやすい2色なので、余剰マナの使い道ができたのは嬉しい。追加コストの支払いに文明指定がないので、純正2色以外でも扱いやすい。
どのマナ域でもそれなりの効果を得られ、シールド戦では重宝しそうな能力。

相性がよさそうなカード

  • 《Black Lotus》
    封印が外れたのにマナを使いきれるカードがなくて無駄になる、という事態を回避しやすい。

不死樹王国

不死樹王国

フシギバース

MTG献身と近い能力。それと違って墓地から出てくる上に軽減に充てるクリーチャーはマナに入るため、使うだけで雑にリソースが増える。
フシギバースで出したクリーチャーをコストに別のフシギバースを出すことができ、墓地とマナが整えば大量に連打が可能。
印刷されたコストより低いコストで出せるクリーチャー全般と相性がよく、組み合せられるカードの幅は広い。

相性がよさそうなカード

  • 《ダンディ・ナスオ》、《伊達人形ナスロスチャ》
    狙ったカードをピンポイントで落としつつ、自身をコストにできる。
  • カラフル・ダンス》、《カラフル・ナスオ》
    フシギバースのコストに充てたフシギバースを墓地に戻し、リソースを回復できる。マナゾーンから召喚できるカードをマナに用意する役割も。
  • 《暗黒鎧 ザロスト》
    0マナ4軽減。ついでに、フシギバースを墓地に落とせる可能性がある。
  • 《暗黒鎧 ダースシスK》
    手札(と場とデッキトップ)のフシギバースを墓地に落として5軽減1回以上。自身をフシギバースのコストにすると、後続の同名カードで蘇生できないのが惜しいところ。
  • GRクリーチャー
    極端な例だと、《失罪 モグニ否フ》で《The ジョギラゴン・アバレガン》を呼び出せば1マナ6軽減。オーラがマナに入る分、オーラによるGR召喚の方がお得?
  • 《陰陽の舞》
    フシギバースのコストにしても自力で帰ってくる無限コスト。デメリットは、マナにあるフシギバースを墓地に落とせば緩和できる。効率は《陰陽の舞》に及ばないが、同じマナ爆誕の《桜丸パグのすけ》、《絢爛の超人》辺りも使えるだろうか。
  • 《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》
    《終焉の開闢》の存在から、コスト軽減能力持ちの中でも扱いやすいカード。序盤は、呪文側で墓地にフシギバースを供給できる。

火自然モモキング

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G・W・Dっぽい

前回のデッキ
をいろいろいじっていたら、既存のバーンメア基盤に落ち着いた。モモキングを出すまでもなく勝ててしまう。
モモキングを使うのが目的だったので、雑に4枚ずつでお試し。

4 x フェアリー・ライフ
4 x ジョラゴン・オーバーロード
4 x ドンドド・ドラ息子
2 x 生命と大地と轟破の決断
4 x グレープ・ダール
4 x エモG
4 x バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ
4 x ムシ無視のんのん/灰になるほどヒート
2 x 闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ
4 x 勝熱英雄 モモキング
4 x 勝熱龍 モモキング

2 x ジェイ-SHOCKER
2 x 全能ゼンノー
2 x ダダダチッコ・ダッチー
2 x せんすいカンちゃん
2 x 無限合体 ダンダルダBB
2 x マリゴルドⅢ
  • 《ドンドド・ドラ息子》
    • 5マナ域で《バーンメア・ザ・シルバー》を出してもあまり強くないので、4から6の繋ぎというよりはカードを探すためのカード。
      4マナ域の中継としての役割だけでなく、攻撃中の展開で《マリゴルドⅢ》や《ダダダチッコ・ダッチー》などからうっかりバトルゾーンに出ると、《グレープ・ダール》による過剰マナからモモキングに繋げられることがあるのが強み。
      同じくうっかり出てくるとバグるカードの《飛べ!イカロソくん》は、多色の枚数が多くなるのと役割が限定的なのとで今回は不採用。
  • 《生命と大地と轟破の決断》
    • 《グレープ・ダール》を2体出して、キリフダッシュ用のマナを作りながら展開が頻出パターン。コンボ的な運用を抜きにしても、手札を維持しにくいカラーリングでマナに攻め手を温存しておけるメリットは大きい。
  • 《勝熱龍 モモキング》
    • マッハファイターと2回攻撃能力がよくかみ合っていて、並のクリーチャーなら2体倒せる。攻撃の後に出てくるため、S・トリガーによって出されたクリーチャーを処理することができ、S・トリガーブロッカーや《SMAPON》などには《勝熱英雄 モモキング》より優秀。
      一番致命的な《全能ゼンノー》に手が出ないこと、ブロッカーで固められるとキリフダッシュの条件を満たせず場に出せないのが欠点。
  • 《勝熱英雄 モモキング》
    • これで3枚のシールドをブレイクするのが一番効率がいいが、可能な限り既存のクリーチャーで小突いて出すことも多い。(想定される防御手段によって事情は違う。)
      除去耐性とアンタップ能力に加えて攻撃の後に出せることから、除去S・トリガーへの耐性はかなり高い。一方で、(S・トリガー)ブロッカーや《怒流牙 サイゾウミスト》辺りにはわりと簡単にいなされる。
      除去S・トリガーの筆頭が、多色カードである《テック団の波壊Go!》なのは向かい風。

火自然クロスファイアモモキング

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お手軽勝利天帝
前回のデッキを試してみて、キリフダッシュ用のマナを残しながらシールドをブレイクするのが想像以上に難しいことが分かった。
キリフダッシュ用のマナを残そうとすると、クリーチャーに相手ターンの除去を潜り抜けてもらわないといけない。シールドのブレイクにスピードアタッカーを使えば除去される心配はないが、スピードアタッカーの召喚にマナを使うとキリフダッシュを使用するためのマナが残らない。
一体どうすれば……


0マナスピードアタッカー


6マナの状態から《百万超邪 クロスファイア》と《勝熱英雄 モモキング》で2点3点ダイレクトで勝ち。美しい。
NGワード:《暴走龍 5000GT》+《龍装者 バルチュリス》)

4 x U・S・A・BRELLA
4 x 爆鏡 ヒビキ
4 x バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ
4 x 百万超邪 クロスファイア
4 x ボルシャック・ドギラゴン
4 x カツラデランス/「アフロ行きま~す!!」
4 x ほめほめ老/ホメホメ老句
4 x 勝熱英雄 モモキング
4 x 勝熱龍 モモキング
4 x 暴走龍 5000GT

2 x ジェイ-SHOCKER
2 x ポクタマたま
2 x ウォルナⅣ
2 x 全能ゼンノー
2 x せんすいカンちゃん
2 x バイナラシャッター

2種類目の0マナスピードアタッカーである《ボルシャック・ドギラゴン》の採用によりカウンター性能がアップ。
ワンショットできる上にめくり次第で受けも強い。十王篇のスタートはこれで決まり!


とはならなかった。
6マナが遠すぎる。《U・S・A・BRELLA》と《爆鏡 ヒビキ》でゲームを引き延ばせるにしても、6ターン目までまともなアクションがほぼないというのは辛い。《ボルシャック・ドギラゴン》で耐えても、返しに《勝熱英雄 モモキング》が走れないこともある。

《ボルシャック・ドギラゴン》諦めて、素直にマナブーストを入れたのが以下のリスト。

3 x 爆砕面 ジョニーウォーカー
3 x 霞み妖精ジャスミン
4 x U・S・A・BRELLA
4 x 百万超邪 クロスファイア
4 x カツラデランス/「アフロ行きま~す!!」
4 x ほめほめ老/ホメホメ老句
3 x イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ
4 x 勝熱英雄 モモキング
3 x 勝熱龍 モモキング
4 x 偽りの名 13/種族選別
4 x 暴走龍 5000GT

《種族選別》によって手札枚数を増やせるのが、コンボ気味なデッキには嬉しい。
《暴走龍 5000GT》の着地が遅い上に《ボルシャック・ドギラゴン》が抜けたため、雑なビートダウンで負けやすい。何か受け札があると、よりデッキらしくなる予感。